2024年02月21日

能登半島地震 復興支援

元旦に発生した能登半島地震から50日余りが経ちました。

大切な家族を亡くされた方や住む家を失った方

私たちには想像もつかないつらい50日・・・

でも被災者のみなさんにとっては50日でも100日でも

1年でも10年経っても深い傷は癒える事はないと思います。


当社の大崎取締役がJCの一員として復興支援に行ってまいりました。


IMG_7353.jpeg


これは避難所近くにある仮設トイレだそうです。

一見、きちんとしたトイレに見えますが、水道が復旧していないため、

トイレに行く度に近くにあるプールの水をバケツで汲んできて流さなければならず、

夜でも雨や雪の日も、トイレの度に水を汲みに行って流さなければならないそうです。

これだけでも胸が痛みます。


IMG_7363.jpeg


IMG_7364.jpeg

がれきの分別や運搬など、色々なお手伝いをしてきたそうですが、

まだまだやらなければならない事は山積みだそうです。


IMG_7366.jpeg


こちらお宅も倒壊はしていないようですが、もう住めないのでしょうね。

永年住み慣れた自分の家に住めなくなるつらさは、当事者にしかわからない苦しみです。


当日、昼食を持参していなくて近くのうどん屋さんに寄ったそうです。


IMG_7380.jpeg


すると「君はJCか?」と声をかけていただき、

そちらの社長様が偶然にも七尾JC第30代歴代の理事長さんだったそうです。


「一番の困りごとは何ですか?」と尋ねたところ、

「断水による水不足でお風呂やトイレもままならない状況」との事でした。


やはり【水】に一番困っておられるようでした。

その水も3月にならないと復旧しないそうです。

ただ、このような状況下であるにもかかわらず、笑顔を絶やさず

JCでの色々な思い出話をしてくださったそうです。


それどころか、「こういう状況だけど、若いJCマンが来てくれて本当にうれしい

ありがとう!頑張れよ!」と駐車場まで見送ってくださったそうです。

逆にこっちが励まされているようで・・・・・


やはり、現地に行ってみないとわからない事がたくさんあるのですね。

掲載できませんが、倒壊した家屋もまだまだたくさんあったそうです。


復興支援に行くにはいろんな手続きもあろうかと思いますが、

現地を自分の目で見る事で、被災者のみなさんにもっと寄り添える気がします。


長々と書きましたが、どうか皆さんお元気でいてください。






posted by OSK at 11:43| 滋賀 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする