元旦に発生した能登半島地震から50日余りが経ちました。
大切な家族を亡くされた方や住む家を失った方
私たちには想像もつかないつらい50日・・・
でも被災者のみなさんにとっては50日でも100日でも
1年でも10年経っても深い傷は癒える事はないと思います。
当社の大崎取締役がJCの一員として復興支援に行ってまいりました。

これは避難所近くにある仮設トイレだそうです。
一見、きちんとしたトイレに見えますが、水道が復旧していないため、
トイレに行く度に近くにあるプールの水をバケツで汲んできて流さなければならず、
夜でも雨や雪の日も、トイレの度に水を汲みに行って流さなければならないそうです。
これだけでも胸が痛みます。


がれきの分別や運搬など、色々なお手伝いをしてきたそうですが、
まだまだやらなければならない事は山積みだそうです。

こちらお宅も倒壊はしていないようですが、もう住めないのでしょうね。
永年住み慣れた自分の家に住めなくなるつらさは、当事者にしかわからない苦しみです。
当日、昼食を持参していなくて近くのうどん屋さんに寄ったそうです。

すると「君はJCか?」と声をかけていただき、
そちらの社長様が偶然にも七尾JC第30代歴代の理事長さんだったそうです。
「一番の困りごとは何ですか?」と尋ねたところ、
「断水による水不足でお風呂やトイレもままならない状況」との事でした。
やはり【水】に一番困っておられるようでした。
その水も3月にならないと復旧しないそうです。
ただ、このような状況下であるにもかかわらず、笑顔を絶やさず
JCでの色々な思い出話をしてくださったそうです。
それどころか、「こういう状況だけど、若いJCマンが来てくれて本当にうれしい
ありがとう!頑張れよ!」と駐車場まで見送ってくださったそうです。
逆にこっちが励まされているようで・・・・・
やはり、現地に行ってみないとわからない事がたくさんあるのですね。
掲載できませんが、倒壊した家屋もまだまだたくさんあったそうです。
復興支援に行くにはいろんな手続きもあろうかと思いますが、
現地を自分の目で見る事で、被災者のみなさんにもっと寄り添える気がします。
長々と書きましたが、どうか皆さんお元気でいてください。
posted by OSK at 11:43| 滋賀 ☔|
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